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美容衿(うそつき衿)のお話♪ [和装小物の種類など]

皆様、こんにちは。こんばんは。十夜です。
「夏日」と言われる気温になる日も出始めましたがいかがお過ごしでしょうか。
暑くなってくると、いかに気温に合わせていくかを考え始めてしまいます。
私は、普段の着物の下にお襦袢を着ている時もあれば、
うそつき襦袢と言われるものを着る場合もあります。
母が着せてくれていた頃でも、一番よく着ていたのは
装道(装いの道)の「美容ランジェリー」と言われるうそつきで、美容衿を一緒に使用するタイプでした。
04151.jpg
この美容ランジェリーの良い点は、袖をマジックテープで取替えられるので、
着物の袖丈が異なっても簡単に付け替えられるということ。
そしてもう1点は、好きな美容衿をその日その日で変えやすいということです。
母は、半衿を縫い付けた美容衿をたくさん準備していました。
私も経験したことがあるのですが、着物と半衿を平置きで合わせてみて、
良いと思ったのに、当日着てみたらいまいち…という場合、
お襦袢に半衿を縫い付けていると、付け替えて縫い付け直すとなるとかなりお時間ロスが発生します。
美容衿でしたら、衿だけ着付け直したらいいので便利です♪

うえの写真にある2本の美容絵衿ですが、奥の物は装道の夏の美容衿です。
04152.jpg

最初から夏の半衿仕立てになっているのでこのまま使えます。
他にも柄の半衿仕立てのものなどもありますし、
自分で好きな半衿を縫い付けるタイプの物もあります。

そしてもう1本。
04153.jpg
こちらは別のメーカーさんのうそつき衿です。
写真の物は通常の半衿の代わりに手ぬぐいを縫い付けております。
手ぬぐいは意外と柄ははっきりと見えないので、色合い重視で選ぶといいかもしれません。
少し汗ばむいまの季節、手ぬぐいはそこまで汚れを気にせず使えるので重宝です!

下のうそつき衿は、装道の物よりかなりお安く購入できました。
ただ、装道の物で慣れている私には、こちらはちょっと使いにくい。
うまく襟も抜けないし安定しなくてあれれ??となりました。
比べてみて一つ気づいたことがあります。
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装道の美容衿は衣紋抜きがしっかりした幅で縫い付けられているので衿をしっかり抜くのにも安定するのですが、もう1方はここが細かったのです。
そこで、ちょっと工夫してみました。
04155.jpg
元々の衣紋抜きの土台としてもう少し幅広にガーゼ生地を縫い付けました。
実は紐を通す部分にも入れにくかったのですが、こうすることで通しやすくなりました。
ただ、なんとなく安定して感じるのは慣れている装道の美容衿の方なので、
普段着や、浴衣を着物風に着る時のうそつき衿の時用として使おうと思います。
お値段と品質はある程度比例しますね。
ただ、すべてにお金をかけることが難しい私としては、工夫して使えるものは使ってみたいなと思います。
ちなみに浴衣をお着物風に着る場合、
浴衣用の肌着(浴衣スリップ)の上からそのままこのうそつき衿を使ってしまいます。
そして、衿芯は私は柔らかめの物を使うことが多いですがこれはお好みで!

夏は涼しくお着物を着たいので、今、綿ローンで裾除けを作ったら涼しいかな?など色々検討中です。
また作ったらご紹介させて頂きますね。

今日も「楽しくお着物着ませんか運動」でした♪


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