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木綿の帯を簡単ハンドメイド! [和装小物ハンドメイド]

皆様 こんにちは。こんばんは。
十夜です。
まだ4月に入ったばかりだというのに、すっかり桜も葉が多く見えるようになってきました。
散りゆく花びらもまた美しいのですが、もう少し桜を楽しみたい気持ちもございます。

今日は、新年度に合わせて生地の整理も兼ねて製作した木綿の帯のご紹介です。
立て続けに2点製作いたしました。
1つは京袋帯ともいわれる形の名古屋帯、もう1つは半幅帯です。
どちらも作る形としては同じなのです!
通常は帯芯を入れて仕立てますが、今回は簡単ハンドメイド!
帯芯は使用しておりません。
簡単に洗える木綿帯を製作しました。
まずは京袋帯!
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裏表を色違いで同柄の生地で製作しました。
イメージは昼夜帯で手持ちの生地の中から組み合わせました♪
以前2mずつにカットされて売られていたUSAコットン生地を購入した物なのですが、
一部をクラッチバッグを作るのに使用していたので、
柄合わせをしようとすると長さがぎりぎりになってしまいました。
私が名古屋帯を締める時、結ばずにねじるようにして着る方法でお太鼓結びをするので、
少し短めの名古屋帯が欲しかったこともあり強行したのですが、
たれ側が145cm、反対が2mで34cm幅にカットしたものをつなぎ合わせました。
中には厚手で固めのポリエステル生地を芯代わりとして一緒に縫いこみました。
中表にコットン生地を重ね、中芯代わりの生地を重ねて長い辺を1.5cmの縫い代で縫い合わせ、
縫い目から2mmくらい内側を表側に少しおるようにしてアイロンをかけてからひっくり返し、
最後に両端をかがり縫いして作りました。
04032.jpg

早速完成したものでコーデを考えてみました。こちらの着物は結城紬です。
こうしてあわせてみると、使用したのがUSAコットンでも表面がさらっとしている生地で、
模様の発色も良いので使えそうです!

そして半幅帯!
こちらは部屋着用にと製作したので、できるだけ軽くしたかったこともあり、
厚手の接着芯を貼っただけで芯になる生地なども入れておりません。
上と同じく2mカット売りのコットン生地でしたので、表、裏生地ともに1m+2m+1mに17.4cmカットを並べてついでいます。こちらは縫い代1cmにしました。
色々な帯結びをする半幅帯ですので、どこに縫い目が来れば目立たないかが気になるところですよね。
体格やしたい帯結びによっても異なると思います。
私の場合はこの縫い合わせ位置でもそれほど気になる部分には縫い目はきておりません。
一度作って試してみるのが一番良いのではないでしょうか。
本番用ではなく、少しお安めの、失敗しても困らない生地で作って確認してみてください。
04033.jpg
完成した半幅帯を、自作したつまみ細工のイヤーカフや先日アップした根付、帯締め(飾り紐)と合わせて着てみました。
04034.jpg
お部屋着としての木綿の着物にこの木綿の半幅帯は軽くて楽に着れました。
根付を下げても時に不自由はありませんでした♪
ちょっとそこまでのお出かけもできそうです!
一押しコーデ!ということではなく、完成品を試しに着用してみた!というコーデではありますが、
自作のアイテムを身に着けるのはなかなか楽しいです。
ミシンと手縫い併用で、1時間かからずに私は製作できました。
ポイントはしっかりアイロンをかけながら作ることです。
それだけできれいに仕上がりますので、お気に入りの生地をお持ちの方は是非お試しください。

今日も「楽しくお着物着ませんか運動」でした♪
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